扁桃体の花言葉。

「普段何されてるんですか?」「伏線の回収をしてます。」 「⋯⋯お休みの日は何を?」「伏線の回」ブログ。#拡散希望です。

柱合会議!

不死川実弥と伊黒小芭内のシーンから始まります。(ネタバレあります)二人仲いいw

鬼にされてしまった母を手に掛けたという過去のある、実弥。弟をまもるためでした。

母。生まれた時に初めて目にする女性です。

小芭内は、女の鬼によって傷つけられた過去を持ちながら、甘露寺蜜璃に愛を注いでます。

 

柱合会議。痣の発現について。

 

時透無一郎が話します。

「僕を助けようとしてくれた少年が殺されかけ 以前の記憶が戻り 強すぎる怒りで感情の収拾がつかなくなりました」

以前の記憶。それは自分より年下の、子どもである小鉄くんに助けられた時の記憶でした。

無一郎は自分をまもってくれていた兄・有一郎を殺されています。

長い間その兄を真似るようにして生きてきた、無一郎です。

  ↓

不死川実弥の発言。

「チッそんな簡単なことでいいのかよォ」

簡単。その言葉に重みを感じます。

  ↓

冨岡義勇は言います。

「これを簡単と言ってしまえる簡単な頭で羨ましい」

羨ましい。そう言う義勇さんは、亡くした友だちである、錆兎との過去に葛藤しています。義勇さんがんばれえ!

 

柱合会議。柱たちは膝を揃えて一同に会し、義を交わします。

人柱と言えるほどに人をまもり抜きます。

 

『弱き人を助けることは 強く生まれた者の責務です

 責任を持って果たさなければならない使命なのです

 決して忘れることなきように』

なきようにー!

 

ワニ先生…(リスペクトしすぎ絶句)吾峠呼世晴先生、絵ももちろん言葉も丁寧で善意に満ちあふれています。命を助けられたと言ってもワシ全然過言じゃない件(´;ω;`)ブワッ

いつか命は尽きることを知り得ながらも生きようとする、人というもの。

 

「笑いながら しぶとく 僕は 生きていたいよ

 願わくば 一緒に 生きていこうよ

 儚くないんだよ」 SUPER BEAVER『儚くない』

 

自分の命を顧みず、無我夢中で誰かをまもることに全集中した時。痣は発現するのではないかと思いました。

炭治郎のもともとの痣は、もっと幼い頃に弟をまもってできた痣です。

お館様も痣に覆われているようです。

痣。志に、やまいだれ。

自分の命をなげうって、まもるものとは何だろう。

 

「いつかいつの日か全部

 置いて逝かなきゃいけないけど

 生まれた意味に喜べるから

 なんてこと無いのです。

 自分の最期は、

 なんてこと無いのです。」 大森元貴メメント・モリ

 

ufotableサマサマのアニオリで、最年少の柱である無一郎が、炭治郎と友だちのように紙飛行機を競い合うのを見られたのも嬉しい限りです(´;ω;`)ブワッ

「好きなようにやれば良いよ」「好きにしやがれ」

愛のある言葉。大変(´;ω;`)ブワッ

いよいよ映画公開じゃー\(^o^)/ 泣く準備はいいか!

 

(´;ω;`)ブワッ

 

☆オマケ☆

そんな実弥に言わせたい。
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外側と内側、どちらに興味があるか。

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病棟の本棚にあった。

 

私にも宇宙のことばかり考えていた時期があります。わりと誰しも一度はあるかと思われる。“いい”ほうの厨二病である。

その時分に言われた。

「内側より外側に興味があるんだね」

あるいはそれが決定打だったような気がする。ハルキ言いたい。

荷解きの際、そのダンボール内は漫画本でいっぱいであった。なかでも西岡兄弟には感銘を受けた。

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この絵など真似したものだ。なんじゃこりゃあ!一一つい遊びすぎてしまい。次のダンボールに手を掛けようとする。否や彼の怒声が飛んだ。

「だめっ!」

ビクッとなった。段ボールに手を添えたまま私は停止した。

聞けば封印が解かれてしまうから開けてはいけないと言う。彼は黒魔術を倣っていたのだ。

それは私の黒歴史でもある。

 

「内側より外側に興味があるんだね」

 

それは呪いの言葉のように私を支配し続けた。そして今日に至るまで、私は内側、脳内により興味を持ち続けている。謎のコンプレックスである。

長じた今、どちらも同じだなとは思う。どちらを突き詰めることにも等しく価値が在るのと同じように。

「どちらも最小は“光”ではないか?」などと思いを馳せながら、考えを巡らせながら、倫理的にも技術的にも“わからない”が暫定解のこの時代に生まれたことを幸せに思う。

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見えないものを信じる者こそ幸い。その言葉を信じているのである。

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祈ることに意味がないと誰が言えよう。

「苦しい時の神頼み」という言葉があるように、かく言う私もあまり状態が芳しくない時に手を合わせることが多い。

「日本は平和」。皮肉よりも褒め言葉として受け取りたい。その件に関しては外側に軍配。

この幸せが続きますようにと祈る。

さもいつか終わるかのような祈り具合である。

「手と手を合わせて(Mrs. GREEN APPLE『天国』)」

祈ることはこんなにも美しい。f:id:blue_almond:20250620080511j:image

©吾峠呼世晴

 

手と手を繋いで。感謝の祈りはとりなしの祈り。ヘイトスピーチに耳を塞ぎたくなる今日この頃です。でも大丈夫! 全部ただの癖。ごちそうさまでした。

DI上VE!!

おはよう よく眠ってたね

大丈夫 もうみんないってしまったよ

大丈夫 ここにはぼくときみだけだよ

 

物語の つづきを

 

もう忘れたのかい?(笑)

また最初っから?(笑)

 

なあんて

これは あたらしい ほん

顔、あげて

ほら、ぼくのほうが情けない顔、してるだろ

 

蝶に花なら 蛾には歌を?

ぼくは何を思う? 「君には翼を?」

なあんて

時間稼ぎさ

 

もしも ぼくが道に迷ったとして

朝起きたとき 一人 だとしても

大丈夫 きみはこの物語を思い出す

大丈夫 きみは物語を描き出す

DIVE to infinity

 

水平線の彼方 宇宙の奥の向こう側

そこまでいけば 必ず会える

会えるよ だから今は

 

そのままの君で

決して振り返らないで

そんなに見るなって

恥ずかしいだろ

Endless to DIVE

なんて、さ

 

もう一度 言うよ

きみのために

 

ただきみだけのために

ただきみだけのために

ただきみだけのために

 

DIVE!!

 

© K


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『鬼滅の刃』考察その四。煉獄さんが一番最初に亡くなった理由。

みんな大好き煉獄さんこと“煉獄杏寿郎”。

煉獄さんは、「死んでしまった」というよりは、一番最初に「死ななければ」ならなかったのだと思います。

死の直後、主人公の“竈門炭治郎”は下を向いて泣きながら言います。

 

「悔しいなぁ 何か一つできるようになっても またすぐ目の前に分厚い壁があるんだ」

 

週刊少年ジャンプです。成長譚です。弱気な主人公をダチの“嘴平伊之助”が励まします。

 

「信じると言われたならそれに応えること以外考えんじゃねぇ!!」

 

伊之助はその前にこうも言っています。そのコマでは炭治郎は後頭部のみ。伊之助のターン!

 

「なれるかなれねぇかなんてくだらねぇこと言うんじゃねぇ!!」

 

「くだらない」。伊之助は炭治郎のことが大好きです。“お山の大将”だった自分が初めて認めた男なのです(笑)。次の台詞ではギャン泣きしながらこう言っています。

 

「悔しくても泣くんじゃねえ どんなに惨めでも恥ずかしくても 生きてかなきゃならねえんだぞ」

 

伊之助は、“家族愛”というものを知りません。ちゃんと愛されて生まれてきましたが、鬼がそれを奪いました。誰かや何かのせいにしても、家族も時間ももう返ってこない。こんなに悔しいことはありません。

見た目もぶっちゃけ滑稽です。猪に育てられた伊之助ですが、服の“常識”はどこで知ったのでしょう。きっと教えてくれる人なんて一人もいなかったのだと思います。

私は伊之助のなかに、『もののけ姫』でタタリ神になってしまった猪、乙事主様の笑顔が見えるような気がします。

 

煉獄さんは言うなれば、究極の“正義の人”。正義の赤色。ちゃんと黄色も知る赤です。炭治郎には“正しい正義”を繋いでほしい。炭治郎はとっても優しい人間です。優しさと弱さは諸刃の剣。でも大丈夫!

「死んだ生き物は土に還るだけなんだよ べそべそしたって戻ってきやしねぇんだよ」

 

伊之助の成長譚⋯! 登場時彼はこんなこと言うやつだったのに↓(ギャグシーン)。

「舐めるんじゃねぇぞ百人でも二百人でも埋めてやるよ 俺が誰よりも埋めてやるわ!!」

 

同じことを言っていても、全然意味が違う発達障害を持つ私の苦手とするところでもあります。

 

伊之助がよくわからなかった、“人の善意”というもの。なんだか「ホワホワ」するもの(可愛すぎる)。炭治郎に出会ったことで、伊之助はそのあたたかさを初めて知り、大事さに気付いたのだと思います。

ちなみに炭治郎のもう一人のダチ、“我妻善逸”。伊之助はあんま好きじゃない(笑)。その頭の黄色い少年は“爺ちゃん”にとても愛されて育っています。

 

ちなみに私は煉獄さんのおとうさん、“煉獄愼寿郎”に共感するタイプです(笑)。

正しい正義であり続ける。正義の赤色を燃やし続けることは生半可じゃありません。鬼の元凶、鬼舞辻無惨ですら目が赤いのです。主人公である炭治郎はそれを倒さなければならない。伊之助の話ばかりになってしまいましたが、みんながいるからこそ“わたし”である主人公は、成長していくことができます。

「心を燃やせ。」を言いまくる私ですが、愼寿郎の炎を継いだとも言える弟、“煉獄千寿郎”を抱きしめながら、煉獄さんが大声で言う(w)言葉が大好きです。

 

頑張ろう! 頑張って生きて行こう! 寂しくとも!

 

ありがとうございました!

ブログ。まさに無我の境地。

先日、一ヶ月程前に作った歌詞が出てきました。趣味ですが何か(´・ω・`) ブログを始める以前のものです。

今より遥かに稚拙⋯! 今のも勿論ただただ『書きたい。』産物ではありますが、ブログの力。すぎょい。ありがとうはてなさまー! ありがとうみなさまー! 今まで上げた記事も読み直すことに。結果、不要な(と今は感じる)箇所のバルスが修正の大部分を占めました。

 

手を放す 軽くなる 満ちてゆく(藤井風『満ちてゆく』)」

 

捨てないと入ってこない。逆は、、絶対に、、、無い!(;´Д`)ハァハァ “私”からしか世界を見ることができないならば、“私”が今持ってるもののなかから捨てるほうが確かに簡単です。具体的野郎の私は殊の外です。私の世界に余剰はなく、“I see.”がキャパ100ならば、捨てなければ確かに入りまへん。

少し前に、“優先順位”を意識して断捨離したものがあります。交友関係。子どもの頃読んだ月刊少女漫画の台詞。主人公の母親の台詞でした。

 

親友は、一生に一人出来ればいいほう。

 

今になっても謎にフラバする言葉はやはり注目に値する。

 

 

過集中。発達の呼吸。言いたい。

私の場合ですが、文章を書く時、絵を描く時は、ひとつやり終えるまで尿意も意識に上れません。

 

捨てるのも存外紆余曲折はありました。発達障害の極端な性格が今回は功を奏し、“書くこと”に辿り着くことができ、“書くこと”に絞ることができました。私にとってそれは、見失っていた“自分”を見つけ出したことと同義でした。それはそれは感動の再会であります。

私事ながら“捨てる”ことは、人生を“豊か”にする最短の近道だと実感しています。暇さえあれば文作り。一人の時間はほぼそのアウトプットとインプットの繰り返しです。捨てれば捨てるほどより良くなります。捨てなければよかったものは今のところ一切無いw ガチで仙人になりたくてググったりするタイプなのでわりと沢山捨てました。捨てると勝手に向こうから入ってきます。捨てても捨てても捨て足りません。

 

書いている時はわりと無我の境地。あと三つ。極めねばならぬ。百錬自得、才気煥発、天衣無縫。⋯テニプリである。

 

謎の“スッキリ”に気が付きます。まるで“寝たあと”みたい。寝てる以外全部疲れるトイレめんどくさい一生トイレしないといけないと思うとうんざり。⋯氏にたい。的超絶ものぐさ野郎です。めっちゃうれしい⋯! 体感で、リアルガチ寝の7割くらい、実質だと3割くらい“スッキリ”。

 

思い出したのが善逸です。“我妻善逸”。(吾峠呼世晴先生『鬼滅の刃』。)

普段はヘタレ。全集中時は睡眠状態で戦います。そん時めちゃめちゃかっこいい。(寝てないのにかっこいい時ももっとかっこいい。)

 

たぶん全集中の時、扁桃体めっちゃ寝てる。不安や恐怖をしゃしゃり出してくる部位です。発達障害者の私は特に子どもの頃から、その二大巨塔には苛まれております。

 

どうしてもなんかわかんなかった瞑想(そこまでやってみてはいない)。とか、“続けてるうちに”わかってくる系(そこまで続けたのない)。

私にとってはそれが、“書いている時”。テニプリは、“テニスの試合がすごい時”。

もっと早く見つけたかったけど!w ありがとうございました!

「過集中。発達の呼吸。」『鬼滅の刃』考察その三、「ぶっちゃけ真菰あんま気にしてなかった。」

真菰マコモ)。別名、花勝美(ハナガツミ)。イネ科マコモ属の多年草です。

 

炭治郎がぶった斬った岩。しめ縄もろともぶった斬っています。

磐座(いわくら)信仰。アニミズムです。

 

古事記』天岩戸、超解釈してみた。

 

スサノヲ「よっ、アネキぃ〜!」

アマテラス「(うわスサノオ。)あ、久し振り⋯。てか海任されてんじゃなかったん?(帰れや。)」

スサノヲ「うるせー!わああ(泣)」

 

《スサノヲ、御殿にう◯こしたりなんやかんや。死人も出る騒ぎとなる。》

 

アマテラス「もうむりぽ。ヒキリマス。」

 

《岩戸にお隠れになるアマテラス。世界まっくら。》

 

オモイカネ「あわわ⋯おまいら集合。どんちゃん騒ぎタノム。」

 

アマテラス@岩「(フン。みんな困って⋯え?笑い声⋯?なんか外めっちゃ楽しそう。てかこのステップ、アマノウズメじゃね?あいつなに踊っとん。めっちゃ気になる。ちょっと開けて聞いたろ。)ちょっ、ちょっと。ちょっとちょっとちょっと!」

 

アマノウズメ「フォ〜!⋯チラ」

 

アマテラス「ちょっとちょっとちょ⋯なに踊ってんのさ。」

 

アマノウズメ「フォ〜!ヘルプ神ネ申!フォ〜!」

 

《すかさずモブ、岩戸の隙間より滑り込ましたるは鏡。》

 

アマテラス「ほんまや。ビジュいいじゃん。ほぼアマテラスじゃん。もっと見た⋯ぎゃあ。」

 

タヂカラヲ「アマテラスとったど〜!」

 

フトタマ「封!印!」⋯のちのしめ縄である。



スサノヲが姉・アマテラスの前に現れたのは、黄泉の国へいってしまった母・イザナミの元へ旅立つ途中のことでした。

 

 

錆兎。悲しそうな笑顔が印象深いです。

刀は濡れたまま放置すると錆びてしまいます(赤錆)。錆兎髪錆びてるよ。錆は鉄の酸化物。水の呼吸。強すぎた錆兎。優しすぎた錆兎。その目は青く澄んでいます。まだこどもやで⋯もっと甘えたかったかもしれません。

 

 

二人は魂となり、鱗滝さんの元、藤襲山へと戻ってきました。言葉があまりよくなくてすみませんが、地縛霊感が。。。錆兎も真菰も鱗滝さんもつらかったことと思います。

みんな閉じこもりたくて閉じこもってるわけじゃなかった。

白鳥(しらとり)は 哀しからずや 空の青 海のあをにも 染まずただよふ(若山牧水海の声』『別離』)

運命の道は わりと細くて 何回も 迷いそうでそうでもなくて 流れて(奥田民生『雲海』)

手鬼オマエとりあえず炭治郎に土下座な。

 

錆兎の心も真菰の心もちゃんと燃えています。ありがとう炭治郎。ありがとうございました!